留学1週間目~襲い来るホームステイ問題~
どうも、振動です。
もうほぼ2週間目が終わろうとしているのですが、出発から現地で数々の問題に直面した1週間目について書こうと思います。辛かったなぁ……体力的にも精神的にもかなり参った。
ーー出発前日、成田ーー
欠航などの非常事態を考え、前日から東京に泊まり次の日の夜にカナダへと飛び立つことに。ホテルに荷物を置き、成田に来る時は恒例となっている成田山新勝寺辺りの散策に向かう。
この時点でもはや日本が恋しくなる、日本にいながらホームシックになるとは思わなかった。「とにかく日本ぽいものを頭ん中やお腹に詰め込もう。」そう思い、たっけえうな重を食べるも緊張と寂しさからか一ミリも味を思い出せない。多分ウツボとかこっそり出されてたとしても気付いてない。普段は絶対行かないような羊羹博物館にも寄り30分くらいかけてじっくり頭にジャパンを擦り込んだ。
8時間かけ、バンクーバーへ。
ついに来てしまった……と浸るのも束の間ビクトリア行きの飛行機に乗らなければならないため飲み物を買いゲートへ急ぐ。ビクトリアに着き、ぼーっとスーツケースが出てくるのを待っていると、蛍光緑のニット帽を被った黒人のスタッフらしき人が自分の名前の書き殴られた紙をもってソワソワとこちらに近づいてきた。
語学留学に雇われたタクシー運転手とみられ、もう一人の日本人留学生とともにそれぞれのホームステイ先に向かう。彼の持っている住所が違う家というトラブルがあったものの(この時点で適当な学校だなという嫌な予感)なんとかホームステイの家に到着。
出迎えてくれたのはめちゃーめちゃ優しそうなおばあちゃん。一気に緊張の糸がほどける。安心して自分の部屋に荷物を運び込むと、ルームメイトが1人。メキシコ人の年上、悪い人ではなさそう。
荷解きをしていると部屋の外から野太い声が。家主はアーノルド・シュワルツェネッガーを太らせておじいちゃんにしたような恐い老人だった。一気に緊張が走り、不安が押し寄せる。
ともかく次の日のオリエンテーションの為にできるだけ早く寝る。
夜、ベッドがギーギーうるせえ!!
寝返りを打つたびに隣のルームメイトが起きそうになるのでろくに寝れず。
しかも三日連続でこげこげのフレンチトーストが夜ご飯として出される。
こげたハムとウインナーとマッシュポテト、こげたフレンチトースト、こげたフレンチトースト、こげたフレンチトースト、ベーコンとポテトの炒め物、という晩御飯だった。
ホームステイ先変えてやるとここで決心した。